大阪府内のリニューアル工事にてライカFLX100Plus+vGISを用いたARによる3Dモデル投影を実施しました(大阪府)
2025.12.10
大阪府内のリニューアル工事において、
AR(拡張現実システム)を活用した現地確認を実施しました。
まずは、現況を地上型レーザースキャナーで計測。
次に設置物を3Dモデル化。
PC上で現況データと3Dモデルを重ね合わせ、工事用道路の形状や万能塀・クリアパネルの必要枚数を算出。
適切な出入口の設置場所を選定しました。
作成した3Dモデルを現場に持ち出します。
AR技術として、ライカ製「FLX100Plus」とARアプリ「vGIS」を使用しました。
「FLX100Plus」は重さ約300gの小型マルチチャンネルGNSSで、
「vGIS」と組み合わせることで数cm精度で設計面や設置物を可視化できる、BIM/CIM対応の新しいARソリューションです。
https://www.sanyou-sokki.co.jp/infos/detail/?id=129
頭の中のイメージが目の前に現れることで、参加者全員の意識が統一され、具体的な意見交換が活発になりました。
図面だけでは伝わりにくい情報を共有でき、現場理解が大きく向上しました。