
国交省 永平寺・大野道路東遅羽口地区切土その他工事
2011.09.10

RTK-GNSSロードランナー、3Dバックホウガイダンスシステム導入
発 注:国土交通省近畿地方整備局 福井河川国道事務所
工事概要:切り土その他工事
地 域:福井県
納 入: RTK-GNSSロードランナー、3Dバックホウガイダンスシステム

中部縦断自動車道である「永平寺・大野道路」は、大野市中津川から福井市玄正島町に至る26.4kmの自動車専用道路であり、交通渋滞の緩和、緊急医療体制の飛躍的向上、災害時における安定した交通路の確保、文化・地域資源を活かした沿線地域の活性化を測る事を目的とした道路です。 西武建設(株)様が受注されました「永平寺・大野道路 東遅羽口地区切土その他工事」は、工事延長 約1020m 土工量 切土 約32.8万m3 盛土 約26万m3の土工事主体の工事です。 3Dバックホウガイダンスシステムを導入する工事で、3次元設計データが必要となりました。発注図面は2次元設計データしかなく、現場で3次元設計データを作成しなければならなくなりました。3次元設計データ作成の手法は、従来の平面・縦断・横断図より基本3次元設計データを作成するだけではなく、弊社がご提案させて頂いた、現況を精密に3次元レーザースキャナーで計測し、施工に必要な変化点を3次元化した精密な3次元設計データを作成し、現況地盤データと3次元設計データ重ね合わせ詳細な設計照査した3次元設計データを採用して頂きました。この3次元設計データを用いて、面的施工管理システム GNSS RoadRunnerも採用して頂き、施工、施工管理、工事測量と同じデータで情報化施工を行って頂きました。また施工中間段階においても3次元レーザースキャナーにより計測したデータで土量管理も行って頂きました。竣工時も計測を行われる予定で、面的な情報化施工の評価も行う事が出来ます。 最後に西武建設(株)職員様一同には大変お世話になった事を改めて御礼申し上げます。